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第5回「苓洲会」2月12日(日)13:00~16:00
於:中央区佃区民館



作品(投句した内容で、指導後のデータではありません) 作者 選者
1 初雪や春待つ花も寒々と 出口 本田・今福
2 初雪にこころ弾むや南の子 坂川 岩下
3 初雪に庭の花までかくれんぼ 志茂 岩下・出口・藤川
4 湯たんぽや妻に代わりてぬくめけり 藤川 緒方・小山
5 水仙がかをり競いて咲きにけり 今福
6 水仙は一輪挿しに眺むるや 岩下 緒方・本田・園田
7 初雪に寝返り打って濡れ枕 岩下
8 四季つげる庭先に水仙花 出口 藤川
9 早咲きの水仙の花剪(き)り盗られ 西岡 今福
10 初雪や昨日の夢の続き見る 本田
11 大寒や雀煤(すす)けて丸くなり 西岡 赤石・本田
12 初雪の音に案ずる明朝(あす)のこと 志茂
13 初雪やふわりととけし鼻の先 西岡 志茂・小山
14 陽だまりで水仙の花盛りなり 今福 緒方・本田・園田
15 花器の中脇役つとむ水仙花 志茂 赤石
16 成田山詣でし庭に水仙(はな)の波 緒方 赤石・出口
17 山茶花が朝日に向かい咲きにけり 今福 藤川
18 水仙の香りただよう庭の隅 志茂 今福
19 初雪が水仙のかをりを閉じ込めり 今福 出口・小山
20 水仙や暖日下向き何思う 藤川
21 初雪やダルマ作るとわらべ跳ね 藤川 岩下・志茂
22 初雪で迎へ車にチェン巻く 出口
23 この寒波身を縮めおる水仙花 坂川 園田
24 初雪や先を越されし下駄の跡 岩下 志茂
25 水仙とさざん花並び春を待つ 出口
26 水仙は人恋しそう去り難し 岩下 緒方
27 水仙の香り酔いつつ俳句詠む 緒方
28 初雪や故郷のまるい餅届く 西岡 小山
29 水仙や姿ち見(たちみ)淋しく氷面鏡(ひもかがみ) 藤川
30 初雪のふわりと落ちて胸おどる 本田 岩下・志茂
31 初雪を今宵友とし酒を飲む 緒方 出口・藤川
32 ペルシャ猫初雪降りてまんまるく 緒方
33 夢一字書初めの子の真顔なり 堀畑
34 福笑ひビカソ絵ごとき顔となり 堀畑 今福
35 主(ぬし)もまあ白髪増えたり初鏡 西岡 赤石・園田
指導後の内容については、苓洲会に参加していただければわかります。

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